大阪府堺市西区菱木にて、一文字葺き屋根 銅板葺き張替工事・谷板張替工事を施工させて頂きました。
大阪府堺市西区菱木 H様邸 一文字葺き屋根 銅板葺き張替工事・谷板張替工事 参考価格:55万円
工事場所:大阪府堺市西区菱木
工事内容:一文字葺き屋根 銅板張替工事及び谷板張替工事・軒天張替工事・足場工事
工事日数:4日間
築年数 :約50年
屋根形状:2階入母屋屋根(施工屋根は1階屋根)
参考価格:55万円(足場工事代・軒天張替工事代含む)
屋根工事前①
工事前、軒先銅板部分・谷銅板部分の劣化により、雨漏りを起しておりました。
屋根工事前②
銅板は錆びの心配はないのですが、酸には弱く、昨今の酸性雨でジワジワ劣化が進行し、穴が開き、雨漏りを起してしまう、というながれです。
屋根工事前③
銅板が劣化して穴が開いてしまった部分は、木下地が丸見えで、雨が降るとドンドン雨水が浸入してしまう状態でした。
屋根工事前④
軒先一文字葺き以外に、谷板も同様に銅板に穴が開き、雨漏りを起しておりました。(谷銅板の穴開きはコーキング補修済みでした)
工事前軒天①
銅板に穴が開いている箇所の真下の軒天は板がめくれ、垂れ下がっている状態でした。
これは上部から浸入した雨水が下に抜けていた事が原因です。
工事前軒天②
軒天が破損していた部分は雨水を吸って、フワフワして、指で引っ張るとちぎれるような状態でした。
軒先側瓦めくり・既存銅板めくり
ここから屋根工事のスタートです。
まずは軒先側の瓦めくりを行ないました。
軒先の一文字葺き銅板は上部瓦下部まで入れ込んである為、既存銅板を撤去するには、瓦を2段ほど一時的にめくらないといけません。
軒先瓦めくり・既存銅板めくり完了
瓦を一時的にめくり、既存銅板を撤去致しました。
もともと銅板が葺かれていた箇所の木下地を見て頂くと、雨漏りの状態が一目瞭然です。
劣化木下地①
工事前、雨漏りが長期間起きていた為、ひどい箇所は木部が腐食しておりました。
劣化木下地②
屋根の下地がここまで傷んでいると、いずれにしても屋根下地のやり替えが必要です。
この下地のままで新しく屋根を仕上げるには、耐久性に問題があります。
既存木下地撤去完了
木下地の撤去が完了致しました。
ここから新たに木下地を施工していきます。
軒天張り
新しく施工する軒天を上部から張りつけました。
また、屋根仕上げ一文字葺きの軒先役物を施工致しました。
コンパネ施工
軒天を施工した上にコンパネを施工し、強固な屋根下地を造りました。
ルーフィング施工①
コンパネ施工後、ルーフィング(防水シート)を施工致しました。
田島ルーフィング製の改質アスファルトルーフィングです。
ルーフィング施工②
今回は軒先一文字だけでなく、谷板張替の施工もありましたので、こちらもしっかりとルーフィングの施工を行ないました。
一文字葺き・谷板張り施工
ルーフィング施工後、仕上げの一文字葺き・谷板を施工し、瓦を復旧して屋根工事完了です。
屋根工事後①
綺麗に仕上がりました。
工事前に銅板だった軒先はガルバリウム製材料使用の一文字葺きで仕上げました。
屋根工事後②
ガルバリウム製の材料は錆びの心配がなく、酸性雨にも強いので、耐久性バッチリです ♪
屋根工事後③
一時的にめくった瓦は元通り復旧し、工事前と同様にコーキング施工を行ないました。
工事後軒天
工事前に傷んでめくれていた軒天も、張替を行ない、綺麗に仕上がりました ♪
■当初のお問合せ
インターネット検索で弊社ホームページをご覧頂き、
お電話にてお問合せ
■当初のご相談内容
『 屋根からの雨漏りで困っている。
また、雨漏りの影響で軒天が腐っているので、
軒天の張替も屋根工事と一緒に見積もりしてほしい 』
■雨漏りの状況
1階屋根軒先銅板葺き部分・谷板部分から雨漏りを起しておりました。
(共に原因は銅板の穴開き)
■担当者からのコメント
今回のように銅板部分(谷や軒先)が劣化し、
酸性雨の影響で穴が開き、
雨漏りを起してしまう、
というのは本当によくあるパターンです。
銅板は錆びには強いですが、
酸性雨などの酸には弱い為、
注意が必要です。
このたびは、
屋根修繕工事・軒天張替工事・足場工事
を桜建装にご依頼頂きまして、
誠に有難うございました。
工事前から工事完了まで、
なんども打合せのお時間を下さり、
本当に感謝です。
おかげさまで、スムーズな工事を行なう事ができました ♪
今回の工事は完了致しましたが、
今後とも末永いお付き合いの程、
何卒よろしくお願い致します。
このたびは、本当に有難うございました ♪