大阪府堺市西区鳳南町　K様邸　屋根葺き替え工事（屋根カバー工法）　参考価格：128万円

足場設営

屋根工事に先立ち、まずは足場設営を行ないました。

屋根工事は高所作業になりますので、工事中の安全確保の為に足場が必要となります。

今回のように建物横に駐車場などがある場合には、工事中の物損防止などにも役立ちます。

屋根工事前①

工事前の屋根はスレート屋根（カラーベスト）でしたが、6年ほど前の台風の際に屋根材が飛ばされた箇所のみ屋根材が取替されておりました。

また、屋根全体的に経年劣化が進行しておりました。

屋根工事前②

スレート屋根は約10年に一度のメンテナンス（塗装工事など）が推奨されており、定期的なメンテナンスをしていない場合には、屋根材の劣化の進行が早くなります。

屋根工事前③

スレート屋根材は劣化が進行すると、屋根材自体が弱くなり、屋根材の割れ・欠けが出てきます。

屋根工事前④

またスレート屋根材の場合には、経年劣化による棟板金留め釘の抜けや浮きも出てきます。

棟板金の留め釘が抜けたり、浮いたりしている状態で、台風や強風などが吹くと、棟板金が飛ばされるというパターンが非常に多いです。

屋根工事前⑤

こちらの浮いていた棟板金の留め釘もハンマーで打ち込んでも、棟内部の抜き板が腐食してスカスカの状態だった為、釘がきかなくなっておりました。

既存棟板金・貫板撤去

ここからは屋根カバー工法工事のスタートです。

今回は葺き替え工事ではなく、屋根カバー工事（重ね葺き）の為、元々の棟板金・貫板のみ撤去を行ないました。

棟換気

こちらの建物屋根は元々中央棟が換気棟となっていた為、今回の工事でも換気棟仕様で仕上げるかたちとなりました。

改質アスファルトルーフィング施工①

棟板金・貫板撤去後、元々のスレート屋根材の上に、ルーフィング（防水シート）を施工していきます。

改質アスファルトルーフィング施工②

ルーフィングは田島ルーフィング製の改質アスファルトルーフィングを使用致しました。

スーパーガルテクト施工

ルーフィング施工とあわせて、今回仕上げの屋根材：スーパーガルテクトの軒先唐草の取付を行ない、軒先側から本体を施工、最後に棟板金を施工し、屋根カバー工法工事完了です ♪

屋根カバー工法工事後①

スーパーガルテクトは耐久性に優れており、スレート屋根材（カラーベスト）のように屋根材の割れの心配がないので、安心です ！

また、スーパーガルテクトは断熱材一体型屋根材の為、夏場の厚さ・冬場の寒さが軽減され、断熱効果を期待できます ♪

屋根カバー工法工事後②

棟換気仕様だった中央棟も換気棟を使用し、しっかりと仕上がりました ♪