大阪府貝塚市王子にて、屋根葺き替え工事(屋根カバー工法)・外壁塗装工事を施工させて頂きました。
大阪府貝塚市王子 M様邸 屋根葺き替え工事(屋根カバー工法)・外壁塗装工事 参考価格:220万円
屋根材:スーパーガルテクト Sシェイドブラウン
外壁塗装塗料:日本ペイント製パーフェクトトップ ND-342・ND-372
工事場所:大阪府貝塚市王子
工事内容:屋根カバー工法工事・外壁塗装工事・目地シール工事・バルコニー防水工事・太陽熱温水器撤去工事・足場工事
屋根材 :スーパーガルテクト Sシェイドブラウン
外壁塗料:日本ペイント製パーフェクトトップ ND-342・ND-372
工事日数:25日間
築年数 :約25年
屋根面積:86㎡
屋根形状:2階寄棟屋根・1階屋根
参考価格:220万円(太陽熱温水器撤去工事・足場工事などすべて含む)
工事前建物外観
工事前は築年数が経過し、これまで一度も外壁塗装工事や屋根修繕を行なっていなかった為、建物外装がかなり傷んでおりました。
足場設営
工事に先立ち、まずは足場設営を行ないました。
工事前屋根①
工事前の屋根はスレート屋根(カラーベスト)でしたが、スレート屋根材自体がかなり劣化し、棟板金が錆び、棟板金の留め釘が抜けたり、浮いている状態でした。
工事前屋根②
スレート屋根材の場合、基本的なメンテナンスは約10年に一度の屋根塗装工事となります。
ただ、今回のように傷みが著しい場合には、屋根カバー工法工事で修繕を行なう場合がほとんとです。
工事前屋根③
工事前、2階屋根に天窓が有り、この天窓から雨漏りを起こしておりました。
お客様にお話をお伺いしたところ、『天窓はもう必要ない』とのお話でしたので、今回はこの天窓を撤去し、開口部を塞ぎ、屋根カバー工法工事で屋根全体をしっかりと修繕させて頂くかたちとなりました。
工事前屋根④
スレート屋根の場合、築年数が経過すると、棟板金の傷みが顕著に表れます。
棟板金の留め釘は棟板金内部の貫板に打ち付けられておりますが、貫板は木材の為、劣化すると釘がきかなくなり、釘が抜けたり、浮いたりします。
太陽熱温水器
工事前、2階屋根中央に、日本電気硝子製の強制循環式タイプ太陽熱温水器が設置されておりました。
こちらもお客様に確認させて頂いたところ、『 台風の時とか心配だから取り外してほしい 』とのお話でしたので、今回撤去させて頂くかたちとなりました。
太陽熱温水器撤去
屋根工事に先立ち、太陽熱温水器の撤去を行ないました。
このタイプの太陽熱温水器はかなり重く、なおかつ屋根勾配(傾斜)が急だった為、かなり苦労しました(汗)
既存棟板金撤去
ここからは屋根工事のスタートです。
屋根カバー工法工事を行なう場合、まずは既存棟板金と貫板を撤去致します。
既存貫板撤去
棟板金撤去に続き、既存貫板撤去を行ないました。
貫板は予想通り、かなり傷んでおりました。
天窓撤去
引き続き、工事前に雨漏りを起こしていた天窓の撤去です。
周辺のスレート屋根材を部分的に撤去し、天窓自体を枠ごと取外し、立ち上がりの木枠をちょうど良い高さまでカット致しました。
天窓撤去後
天窓撤去作業の際には、気を付けてても多少は室内に埃などが落ちてしまう為、あらかじめお客様にご了承を頂き、室内にブルーシートなどを敷かせて頂きます。
開口部塞ぎ
元々天窓が取付されていた部分の開口部は、室内側にクロス化粧ベニヤを張り、その上からコンパネを施工させて頂きました。
室内側にクロス化粧ベニヤを張ることにより、室内側も別途クロス工事を行なわなくても違和感のない仕上がりとなります。
ルーフィング施工①
棟板金撤去や天窓撤去・開口部塞ぎなどが完了した後に、田島ルーフィング製の改質アスファルトルーフィングを施工致しました。
ルーフィング施工②
屋根カバー工法工事は元のスレート屋根材を撤去せずに、重ね葺きで施工しますので、屋根が二重になるイメージです。
スーパーガルテクト施工
軒先役物・谷役物などを施工してから、スーパーガルテクト本体葺きを行ない、最後に棟板金を施工し、屋根カバー工法工事完了です。
屋根カバー工法工事後①
スーパーガルテクトは1㎡あたりの屋根材重量が約5kgと、超軽量設計の為、屋根カバー工法工事にピッタリです ♪
屋根カバー工法工事後②
今ではたくさんの屋根材メーカーがあり、数えきれないほどの屋根材の種類がありますが、
このスーパーガルテクトは圧倒的によく出ている屋根材です。
これ以外にも、KMEW製ルーガなど、お客様のご要望により、ご提案させて頂く屋根材を検討させて頂いております。
外壁高圧洗浄
こちらの現場では、外壁塗装工事も施工させて頂きました。
まずは高圧洗浄を行ない、外壁や外壁廻りに付着している汚れや埃をしっかりと洗い落としました。
既存目地撤去
外壁がサイディング壁だった為、目地シール打替えも行いました。
まずは元の目地をしっかりと撤去致しました。
撤去済み目地
弊社では撤去済みの目地などもお客様にご確認頂いたりしております。
できるかぎり、『 現状の建物の傷み具合・今どんな工程をしているか・きっちりと工事しているか 』をお伝えできるように努めております。
プライマー塗布
新しい目地を施工する前に目地施工箇所にプライマーを塗布致しました。
プライマーの役割は目地シールの接着性の向上などが主な目的です。
目地シール施工
プライマー塗布後・乾燥後、新しい目地シール施工を行ないました。
軒天塗装①
ここからは塗装工事のスタートです。
今回の現場では、外壁本体の塗装よりも先に軒天塗装を行ないました。
軒天塗装②
軒天塗装塗料は、日本ペイント製の水性ケンエースとなり、2回塗り施工です。
養生施工
窓など塗装が必要なく、塗料で汚してしまうと困る箇所にはしっかりと養生を行ない、
外壁下塗り
外壁は3回塗り施工となります。
まずは下塗りパーフェクトサーフを塗布致しました。
外壁上塗り
中塗り乾燥後、最終の上塗りを行ないました。
幕板塗装
外壁塗装を行なう場合には、通常は付帯部と呼ばれる雨樋や雨戸、鉄部や木部なども塗装を行ないます。
外壁と一緒に塗装を行なうことで、仕上がりがより一層綺麗になります ♪
雨樋塗装
雨樋もしっかりと塗装致しました。
施工塗料は日本ペイント製ファインパーフェクトトップです。
塗装前門柱及びポスト
塗装工事前、門柱やポストも色褪せ、傷んでおりました。
塗装後門柱及びポスト
門柱やポストは建物正面や玄関前にあり、目につきやすいので、綺麗に塗装すると、完成後が高まります ♪
バルコニー防水工事前
バルコニーはそこまで極端な傷みやクラックはなかったですが、経年劣化が進行しておりました。
バルコニー防水工事後
外壁塗装工事と共に、バルコニーもトップコート(清掃及び仕上げ塗り)だけでも行なうことで、綺麗に仕上がりました ♪
外壁塗装工事後 建物外観
外壁塗装工事が仕上がりました。
耐久性はもちろん向上しておりますが、外観の美観が向上し、綺麗にお洒落に仕上がりました ♪
■当初のお問合せ
インターネット検索で弊社のホームページをご覧頂き、
お電話にてお問合せ
■当初のご相談内容
『 屋根から雨漏りを起こしていて困っている。
何が原因かは分からないが、修繕したい。
また、外壁塗装工事も検討している 』
■雨漏りの状況
2階屋根に取付けされていた天窓から雨漏りを起こしておりました。
■担当者からのコメント
最近では、屋根に取付されている天窓からの雨漏りのご相談が増えております。
天窓からの雨漏りには、様々な原因がございますが、
◆天窓ガラス周りのパッキンの劣化・めくれ
◆天窓枠の劣化・不具合
◆天窓と屋根との取り合い部(境目)の不具合
などが多いです。
このたびは、
屋根カバー工法工事・外壁塗装工事・目地工事・太陽熱温水器撤去工事など、
たくさんの工事を桜建装にご依頼頂きまして、
誠に有難うございました。
御見積もり段階で、
弊社以外に数社御見積もりを取られておりましたが、
弊社にご用命下さり、
工事完了後も、
『 おたくに頼んでよかったわ!』
と仰って頂きまして、本当にうれしかったです!
私共も今回の工事を励みに、
今後より一生精進してまいります。
今回の工事は完了致しましたが、
今後とも末永いお付き合いの程、
何卒よろしくお願い致します。
このたびは本当に有難うございました!